2011年3月24日

人とモノとお店

三連休でしたが、皆さんはどう過ごしましたか?
私は、久しぶりにステンド教室へいって、ミニテラリウム制作に励みました。
半田をもることが難しく、ちょっとした温度差で流れ落ちてしまう。くぅ~っ、苦戦しておりました。
出来上がったら、写真載せますね。あとは、半田の染が終わるまで、しばしお待ちください。

中日は、姉宅の奈良へイベントの件でミーティングしに行きました。
その前に、いつも洋服を見に行く地元のshop、Lilyqueさんにちょっと寄り道。
スタッフの方がセレクトする洋服が、ツボです。
お店のかたは、とても気さくでいつもお話を聞いていただいてます。
こちらのブログも、見ていただいています。
ありがとうございます~。

三日目は、道明寺の手作り市。今回は見に行きました。
美味しいモノ、楽しいモノがいっぱい。
出品者だけでなく、みんなとても楽しそう。
こだわりある、モノたちの顔ぶれは、レベル高いです。
そして四天王寺の骨董市へ、不思議なガラスのボトルを見つけてしまった。
キャップには、小さな穴があいています。

お店の方は、これが何かわからないので、もしわかったら教えて欲しいと言われました。
香水瓶?洋酒瓶? 穴は後で開けたものかもしれない。
色々想像するのも楽しい。
側面のカットがキラキラしてきれい。
こんな感じで、色々モノが増えていくのであった。

朝からの雨だったので、骨董市のほとんどの店は閉めていたみたいで、残念。
でも、北摂でまた新しいshopを発見!素敵なモノタチが置いてありました。
姉夫婦ともども、ちょっとテンション上がりましたぁ。
知らない間にいろんなお店が・・・。
今度、本でも見てゆっくり雑貨、お店めぐりしたいなぁ。

2011年3月20日

Cueur

震災から、9日ほど経ちましたが被災地ではまだまだ余震も続き不安な日々を過ごされているのが現状です。
弊社でも、微力ながら義援金boxの設置やチャリティー企画など実地します。
何か、少しでも力になれたらと思います。

そんな中各店舗ではスプリングフェアが始まります。期間中の売上の一部を義援金として寄付をさせていただきます。
Lunaire Lumiere のブランドからは、Cueur(キュール)というシリーズを販売します。
アンティーク感たっぷりのハート型のロケットが可愛です!
キュールはフランス語で心、思いという意味です。
スタッフ一同、一日でも早い復興を願っております。

このシリーズは、私を含め東京のT工場と生地部分は、アンティークの生地やネクタイなどをリメイクしてバックやアクセサリーを制作されている東京のYブランドのTさんとの3社が協力してできました。
なかなか、企画に生地を使用することがT工場さんだけでは難しかったので、Tさんの協力なしでは、できなかった企画です。

ピアスの画像に使用している上部のパーツは、アンティークボタンをキャストにしました。これもTさんが所有していたものを譲っていただきました。下部の葉っぱがハートに見立てたパーツは、私が原型を作りましたトップのハートは、ロケットになっていて蓋があいてちゃんと機能しますよ。
写真の2連のネックレスは、それぞれが取り外しができるアレンジにしています。
この他のアイテムでは、もう一型ピアス、ネックレス、ブレスレットがあります。
載せていませんが、私はブレスレットがお気に入りで、自分用に購入しました。
写真をみて、気付かれた方がいらっしゃるかもしれませんが、このメッキカラーは今まであまり見たことがないのではありませんか?
実はこのカラーは、SG古美といって新色なんです。
一見、シルバーのようですが、ゴールドカラーが存在します。
これは、シルバーのメッキの上からゴールドメッキをのせて、研磨しています。凹凸のあるパーツであれば、写真のように、出っ張っている部分はシルバー、溝の部分はゴールドが残るという訳なんです。風合いがアンティークっぽくて、私は好きなメッキカラーです。
この企画に、絶対生地に合うだろうなぁと思って考えました。
いかがですか?
さて、私がご紹介できるアクセサリーもSS企画では、残り1シリーズです。
現在、AWの企画で動いているものを含めると、5シリーズ。できるだけ退職後も、紹介していきたいと思います。
あと、没になった企画もいつか・・・・紹介できたらと思います。








2011年3月13日

東北地方太平洋沖地震

3月11日、震源地から遠い勤務先の神戸の事務所でも、とても揺れを感じました。
はじめ、それぞれがめまいかと思っていましたが、地震とわかった時は、みんなが怖くなりました。
阪神淡路大震災の記憶が、蘇るのでしょう。

関東の、取引先の方、友人に連絡をしました。
混乱があったたものの、みな怪我もなく無事でした。
先日のNZの地震の時も、私の友人が住んでいるので、不安になりましたが、
無事だと連絡がとれたのでほっとしたところだったのに。
日本でもまた大規模な地震が起きてしまった。
日々のニュースでは、被害が拡大する情報が多い中、どうすることもできず、
聞くこと、知ることしかできません。
微力ですが、節電など協力できることはしたいと思います。

被災地の方々には、心よりお見舞い申し上げます。
そして、一日も早く安心できる生活がおくれますようお祈り申し上げます。

2011年3月10日

そろそろ

春になったぁと思ってたら、寒い!寒すぎる。帰り雪降ってました。
しかも、久しぶりに?車にひかれるところでした。雪のせい?危なかったよぉ。

さて、2011SSLunaire Lumiere を企画していたころ、これが終わったら旅行にいくぞぉ~っと
自分に言い聞かせて、頑張ってきた。

行先は、北欧がいいなっ。
antique雑貨や、陶器、色々たくさん、見たいもの欲しいものあるある。
写真のLionは現行品で、陶芸家のLisa Larson のもの。
愛くるしぃ~☆丸みがなんともいえない・・・癒されます~。
私が、8月生まれなので、Lionにしてみましたが。
Lisaさんのvintageのモノ、憧れます。

そろそろ、本気モードで旅行考えないと・・・。
時間は、刻々と経過していきます。

時が経つのは、本当に早いですね。

2011年3月7日

完成で~す!

私はアクセサリーの他に、ステンドグラスも勉強中です。
ステンド始めて長いのですが、途中数年離れまた再開して今にいたります。
決められたステンドを作るというよりは、作ってみたいモノを作る、自由な形で制作ができる所で学んでいるので
ずっと続けていけていけそう。
自由な分、色々制作過程に問題もありますが、今のところ苦戦することも楽しんでいます。

続けていくうちに、ガラスが増えてきます。
なので見やすくて、取り出せやすいToolが欲しいなぁって思っていました。
姉がお気に入りで、『あなたの好きそうなものがたくさんあるよ!』と紹介されて
今では私も、おススメのshop 千里丘にある NORTH VILLAGE さんでオーダーしました。
お店には、antiqueのモノもありますが、使われなくなった古材やパーツを組み合わせた家具や雑貨も製作されていて、それらが一つの素敵な空間になっていて、心地よく、ついくつろいじゃいます。
今は、改装中でクローズしていますが、どんな風に変わっていくのか楽しみです。私は、以前の空間も好きだったんですけどね~。                                    

Toolははじめ、作業デスク下に収納できるように、boxにキャスターがついて引っ張りだせるパーツがついたものをオーダーしました。とても雰囲気アリ、細部にこだわりアリ。キャスターもすごく滑らかなのでらくらく移動できる。しかも、大きめサイズが功を奏して、作業台としても活用できるすぐれモノ。
ガラスを入れてみたところ、boxの幅がひろいので、ガラスが動き割れてしまうかも、ということで、のちにガラス立てをオーダーしました。アイアンですが、ガラスが当る部分には、ちゃんと保護用のゴムを使用しています。
そして、boxに固定できるように、ネジ穴もあってしっかり止めることができ、安心してガラスを入れれます。
こうして、お気に入りのモノが完成しました!
キャー嬉しいぃぃ!テンション上がりま~す★
ありがとうございますぅ~Tanakaさん!

5月下旬のatelierA202のイベントにはNORTHさんをはじめ、作家さん方の作品に出会うことができるので、今からワクワクしています。楽しみですが、私も参加するメンバーの一人なので頑張って作らないとぉ~!



 



2011年3月6日

Pollen

先日紹介したYuiduki と同時販売されるPollen(ポレン)シリーズのご紹介です。
ポレンとは花粉という意味。
金色の花粉を樹脂の中に散りばめ、キラキラ輝く蜂や蝶を宝石のようにデコレーション
樹脂で出来ているので海やプールなど水に強いのも嬉しいですよ!
ラフィアスタッフの購入率も高いアイテム達です。私もその一人です。

このポリ樹脂のアクセサリー企画がラフィアでできるようになって、3シリーズ目の企画途中、事件が起こったんです。
それまでも、納期の遅れなどやや問題があったのですが、とうとう企画を入稿後、サンプルをあげてこなくなりました。大阪のY社N氏に託していた企画だったのですが、別注先の樹脂職人さんが、放棄したようです。
あ~とうとう恐れていた事が現実となってしまった!

この樹脂職人さんは、一族で生産しているらしく、腕はピカ一なのですが、
納期を守らない、あげてこない、だけど腕がいいから、次から次と仕事が絶えることがないという、この業界では有名だそうで。私もはじめ企画する時に、ある意味覚悟してくださいとは、言われていましたが、ラフィアさんの仕事は楽しいと、伺っていたのでなんとかなるかなぁと、思っていましたが、甘かった・・・と反省いたしました。
その後、樹脂ができる工場さんを探してみましたが、価格的な問題が発生し、なかなか企画を動かすことができませんでした。 そんな中、いつもはジュエリーの企画でお世話になっている東京のN社のN氏の知り合いに、樹脂を扱っている工場さんがいらっしゃることが判明。
これまでの経過を伝えたところ、交渉してみますよっと、ようやく希望の光が!!
そして、出来上がったのがこの Pollen(ポレン)のシリーズなのです。
本当に、良かった!

ポリ樹脂の中には、真鍮素材のお花モチーフと、合金でできた、蝶や蜂、花やパール、スワロフスキーストーンといったモチーフやパーツが封入されています。
私が企画する樹脂のシリーズは、職人さんに難しいと言わせるモチーフの数とサイズに原因があります。限られたスペースにいかに、それぞれのモチーフをうまく配置て、可愛い!と思ってもらえるかを考える為、職人さんが作りにくい状況にしてしまいます。
出来上がったサンプルを見ても蜂や蝶の一部が飛びてていたり、 パーツの一部が出ていたり、あまりにもギリギリにパーツを封入してしまう為、研磨の際に飛び出てしまう ものが出てきてしまいました。それでも、乗り掛かった船だしとN社のN氏が職人さんとの交渉により、何度もやり直しながら納品していただけるようになりました。
どうしても、樹脂の企画を仕上げたかった理由があります。 
製品にしたら可愛いこと、他に見かけないこと、中に封入されいてるパーツは、これまで Lunaire Lumiere に携わってきた歴代のデザイナーがデザインしたものをセレクトしたので、コラボがあったこと。
私が退職するまでに、もう一度チャレンジしたかったんですよね~。
実現することができて、良かった。
 たくさんの人が関わったアクセサリーも、一人の人が仕上げるアクセサリーも、それぞれの魅力があって素敵ですよね。私も、ステキなアクセサリーを作り続けていきたいと思います。

2011年3月1日

Yuiduki

Lunaire Lumiere 第4弾!!
Yuiduki(ユイヅキ)の紹介です。
リュネールお得意のパールを使用したクラシカルな印象。どこかアンティークな雰囲気を醸しだす
装飾やリボンのパーツが大人カワイイ仕上がりに。

なぜ、ユイヅキかと言うと、漢字で書くと結月。モチーフにはリボンを使用しています。リボンは結びともいうので、丸いモチーフを月に見たてて結月という名前をつけました。
シリーズ名をつけるのは、かなり苦労します。なんといっても、もうかなりのシリーズをしてきましたし、つけるいい名前が思いつかな~い!!
本当に大変です。

このシリーズは、東京の工場さんで生産しています。私が入社してからずっと、お世話になっている工場T社です。
T社のN氏は、熱い男です。
社長さんですが、企画を入稿するとまっさきに電話で打ち合わせをして、
私の希望するデザインについて話をして、問題はないか、どう進行するかなど話をして、後は、シリーズごとに企画の女性担当者に引き継ぎして、サンプルアップします。

N氏は、デザイナーが頑張れば頑張るほど、答えてくれます。難しくなりそうな企画でも、一生懸命伝えたり、できる限り努力をすれば、なんとかしてでも進行してくれます。
そうして出来たアクセサリーは数知れず。本当に感謝しております。
時には厳しく、時には優しく、励ましていただいています。
3日には、N氏がラフィアへ来社予定なので、楽しみです。
体育会系で長身の熱い男、N氏。
かれこれ、2年弱ぶりの再会なのでちょっと緊張しそう。

T社の企画担当者の方は、女性でとても若くて、頼もしい方たちばかりです。
私のわがままもそっと聞いていただいています。
私のデザインに、さらに工夫をしてより良い形で、
サンプルを仕上げてくれます。
かゆい所に手が届く・・・といった感じでしょうか?
例え、悪いかもしれません。
ごめんなさい。

ホントに最大限にデザインを引き出してもらっています。
私も、すごく勉強になります。
LLのデザインは、ぱっと見た感じではシンプルに見えますが、実は、
組が大変なのです。

4枚目の写真のネックレスは、モチーフの部分は取り外し可能で、
ブローチとして単独に使用できます。もちろん、パールの連のみで1連、2連、3連とアレンジが可。変形セミロングネックレスにもなります。
モチーフをつけたネックレスのアレンジもでき、活躍度大の
ネックレスなんですよ。

色々アレンジ出来すぎて、もとのデザインに戻せなくなって、
悩みまくった経験があります。
なので、ある次期から法則を作りデザインしています。
内緒?ですが、ひとつはLLのプレートタグを一つの手がかりとしてつける。
道しるべ的な使い方をしている場合があります。

それと時々ですが、デザイナーしか知らない“遊び”を組み込んでいることも
                     あります。私自身、忘れていたりしますが・・・。