2011年2月25日

コサージュプレゼン

 本日、2011 Autumn&Winter corsageプレゼンがありました。
ようやく、春の気配を感じられるようになってきたところですが、もう冬モノの企画です。

先日の韓国出張の際、数種類のコサージュ(器となる花)のサンプルを受取りました。
コサージュの商材は、サンプルを制作する前に、中のモチーフを、どのようなパーツを使って作るかデザイナーがデザインし、仮サンプルを仕上げます。そして社内でプレゼンをし、OKが出たらカラー展開をだいたい決めて、韓国に本サンプルを依頼します。

コサージュは韓国で生産する為、日本で作ったサンプルを見て、韓国で使用できるパーツ確認や、モチーフとなるデザインの打ち合わせ後、サンプルアップします。サンプルが日本に届いて、サンプルプレゼンをして最終チェックを経てようやく、IFF展でお披露目されるという訳です。

と、サラッと流れを説明しましたが・・・。これまで、色々作ってきたので、ハッキリいってもうネタも尽きてきた感じで、新鮮さを出すことは難しいです~。
今回も、苦戦しましたが、無事進行することができて、ホッとしました。
写真は、社長がツイッターにアップしていた画像を、勝手に拝借しました~。
可愛いcorsageに仕上がって、戻ってきて欲しいなぁ。

2011年2月20日

Fleuri

Lunaire Lumiere 第3弾!!
Fleuri(フルーリ)シリーズのご紹介です。。
リーフレットやカタログなどで事前にご覧のお客様からご予約を頂くなど、今回のリュネールの中で一番の大人気???なのかしら?
Fleuriはフランス語で花が開くという意味。樹脂に閉じ込めた押し花達はアクセサリーとしていつまでも色あせることなく咲き続けます。そんなデイジー&パンジーの押し花シリーズの登場です。

2010AWのPansyシリーズが好評だったので、今回は色違いのパンジーと白い花びらが可愛いデイジーで企画しました。
花びらは、本物の押し花を使用ています。こちらもY社N氏に、どうにかこの企画が商品化できないか相談して、職人さんに作ってもらいました。
当初ファーストサンプルは、難しかったようで現在のようなキレイな感じではなかったのですが、さすが職人さんの腕はすごい!
職人さんが、一つ一つ樹脂コーティングした時間と手間のかかった、押し花のアクセサリーがついに完成しました!

写真のフープのピアスは、社販でも、卸先様、お客様にも人気があります。アイテムとしては、ネックレスより、ピアスのほうがラフィアでは人気があります。
こちらのピアスも、おかげさまで追加生産をさせていただくほど好評をいただいております。
サイズは少し大き目ですが、なんといっても可愛い花びら勝ちのリーズ。
店頭で、みつけたら是非手にとってみてください。

ネックレスは、前回、表面張力を利用した盛り上がった樹脂コーティングでしたが、今回はすり鉢状の形状にしてパーツを樹脂から浮き立たしたデザインにしています。
そうする事によって、重さがかなり軽減されて着けやすくなりました。
肩がこらないです~!
写真では分らないのですが、サイズは確か直径5㎝ぐらいあった記憶が。。。間違っていたらごめんなさい。
なので、樹脂が多めだと重くなるのです。

よく見ると、枠となるキャストと花びらの間は、透明になっています。
花びらが枠の内側で浮いている感じです。
樹脂って色々なことができる万能な素材なんですねぇ。
この枠が大きければ大きいほど、この加工は難しいと聞いています。
なんですが、実は私、次の押し花企画を進行中なのですが、
直径6cm以上?になりそうな・・・ものに。
職人さん泣かせな、ちょっと心配ですがなんとか承諾を得て進行していますので、また紹介できるよう頑張ります!

デイジーのネックレスは、韓国工場の社長さんに可愛い!欲しい!と言っていただきました。
ちなにみ、社長さんは男性です。
誰かに、プレゼントしようかと思ってくださったのかは謎ですが、
男性、しかもアクセサリー工場の社長さんに気に入っていただけるとは
夢にも思いませんでしたが。
すごく嬉しかったです!

花言葉
デイジーの花言葉は、希望・無邪気・不屈の精神など。
パンジーの花言葉は、物思い・深慮深い・心の平和・思想。
デイジーにとまっている、赤いものはテントウムシです。
テントウムシは、幸運を運ぶ虫として知られているそうですよ!

春を感じるアクセサリーたちの紹介でしたぁ~!

2011年2月19日

ただいまッ!

韓国出張から戻ってまいりました。
今回も、ハードスケジュールでしたが、体調を崩さなくて良かったです。
寒さも、夜はマイナス2~3℃と外出中は震えたりしましたが、日中は比較的暖かく過ごせました。
韓国は、建物の中はとても暖かいので外との温度差がけっこうあります。
日本でいう床暖と同じように、韓国にもオンドルといって、床が暖かくなっているホテルやお店があります。これは本当に暖かいです。以前泊まったホテルにありました。

最後の韓国出張なので、夜の食事は私が食べたいものを優先してもらったりして、美味しいものを堪能できました。
1日目は、ラフィアの仕事をしてもらっている友人と一緒に、タッカンマリを食べに行きました。タッカンマリという言葉を直訳すると「鶏一羽」という意味で、その名前の通り、鶏をまるごと一羽鍋で煮た料理をハサミでジョキジョキ切って、タレなどにつけて食べる料理。鶏まるごと一羽が鍋にごろんと入れられて出て来るその姿にまずビックリしますが、食べてみてその美味しさにもビックリ! 

写真は、2日目で炭火焼肉ゴリラでパチリ。
名前を忘れたのですが、メニューにないお肉を、たまたまいただきました。韓国語を日本人用にカタカナにしていたのですが、訳しても発音が難しいせいもあったりして、時々ニアミスがあるとのこと。この日は1日目とは違う韓国人の友人と一緒にいて、注文をしてくれたので、のちのち店側のミスが発覚。訳したら、このカタカナにならないんだよね~と、
言ってましたが、美味しいお肉いただきました。
ラッキー★

3日目は、取引している韓国工場の方のご好意で鰻料理をご馳走していただきました。これがまた、美味しかったんです!写真取り損ねました。
あ~残念。

韓国の友人は、とても元気でパワフルな人たち。
家庭も、仕事もしっかりしていて、こうなりたい、こうでありたいといったビジョンをしっかり持っています。
物事を、ハッキリ言うので曖昧な感じはないですね~。
すごく気持ちいいです。
仕事でお会いすることはこれが最後でも、いつかまた
別の機会に、プライベートで会えるといいなぁ・・・。

地下鉄の駅から、宿泊先のコリアナホテルまで帰る道中で
パチリ。近代的な建築物やイルミネーションがキレイ。
車も多いです。バスもタクシーもすごい速さで運転の荒さは
まじで怖いです。事故が起きそうな勢いです。

今回の出張でも、色々学んだことが多くありました。取引先の工場の方に、合金や真鍮のキャストの工場に案内してもらい、説明をしてもらって現場を見学するのは本当に勉強になります。どういう人が作っているとか、関わっているとか生産背景を知るということは大切です。今ラフィアで生産しているアクセサリーは、多くの人の協力があって出来ているという事なんですよね~。私の仕事は一部でしかありません。
日本の工場さんも韓国の工場さんも、技術がすごいです~。
私も、もうちょっと?だいぶレベルアップしなければ、原型ももっと上手く作れるようになりたいし。
これからも、できる限りモノづくり楽しみたいです~!






2011年2月13日

出張で~す。

火曜日から3泊4日の韓国出張に行ってきます。
そう、とうとう2011AW企画が始まります。工場さんとの打合せや、仕入、サンプル買い、パーツ買い市場調査等々、頑張ってきます。今回が私にとって、最後の韓国出張になります。
仕事だけど、少し楽しんでこよかな・・・なんて、内緒ですが。
美味しいもの食べたいと思います~。
そして向こうで、お世話になった方々にも、ご挨拶しなくては。

このあいだの金曜日に撮った写真。
吹雪いていて寒かった~。
去年のこの時期の韓国出張も、
すごい積雪と吹雪に見舞われ、震えながら
スーツケースをコロコロ引いてました。

できれば氷点下にだけは、ならないで欲しい!
願いは虚しく、
天気予報では、最低が-4℃最高が3℃~5℃ぐらいらしい。ヒートテック大活躍の予感。

冬の夕暮れ。
時々見入ってしまうことがあります。キレイだなって思います。空気はひんやりと冷たいのですが、どこか温く感じたりします。

さてさて、今回の出張も無事帰ってこれますように。寒さもろもろによる体調を、崩さないようにしなければ。
数日ブログをお休みします。
またで~す!!






2011年2月12日

ルーシー・リー展

5月にatelierA202でイベントを開催するので、その打ち合わせ前に、もうすぐ終わってしまう、
陶芸家の『ルーシー・リー展』を見に大阪市立東洋陶磁美術館に行ってきました。

この日は、あいにくの雪。
大阪は、数年ぶりに雪が積もりました~!
淀屋橋からテクテク歩きながら、写真をパチリ。
開館時間の9時半に現地で、姉夫婦と待ち合わせ。
こんなに早く寒いのに足を運ぶ人がいるのかなぁ・・・と
思っていましたが、悪天候にも関わらず、何組みかは私と同じ場所を
目指して歩いてました。
美術館に到着したら、すでに人が並んでいて・・・・皆早い!!
陶器が好きで、どんな作品が見れるか、
楽しみにしていたので、寒さに耐えながら開館を待ちました。
                
そして姉夫婦と一緒に、
ルーシー・リーの世界を堪能することができましたぁ。
すごく良かったですよ!!
釉薬によって、様々な色に彩られた器たちは、かなり感動ものです。
シンプルなフォルムの器もあって、私好みの作品も多数あり、
欲しい!!っと思うものばかりでした。
つい書籍や、ポストカードなど買ってしまいました。

ルーシー・リーは、作品同様、きっと魅力的な人だったに違いない。
ゆっくり、『ルーシー・リーと陶磁器たち』を読んでいきます~。
フルカラーでレシピノート掲載つき、といっても私には
レシピ見ても分りませんが。

美術館を後にし、富雄へ。以前『富雄マルシェ』のイベントで、
大変お世話になった、古い道具とカワイイ雑貨のお店『チロル』さんに、久しぶりに行ってきました。
富雄マルシェでは、ステンドガラス作家として参加していました。チロルさんのお店でランプを
展示していただきましたが、ショップの什器のようにシックリ合っていました。
雪が止むまで、コーヒーとお菓子をいただきながら、面白ネタで楽しい時間を過ごすことが、
できました。ありがとうございます。 また、ステンド作品できたら、置いてくださいね~。

大事なイベントの打ち合せ、忘れていません、ちゃんとしました。
フライヤーも、ある程度まで作ってきました。
また、紹介できると思います、楽しみにしてください!!


 



2011年2月8日

Blanc

Lunaire Lumiere 第2弾!!
Blanc(ブラン)シリーズ
ブランとはフランス語で白という意味。
白く輝く花をイメージして、レザーの花びらひとつひとつ凹凸をつけ、
丁寧に形作りました。真っ白なレザーの花びらの上にゴールドの装飾と、Lunaire Lumiereの刻印があります。

最近よく見かけるコットンパール。何年か前から工場さんからくる、ハヤリが来ると言われてなかなかブレイクしなかったけど、2010AW企画で初めて使ってあまりの軽さに驚きました。Lunaire Lumiere の普段企画しているアクセサリーはキャストが多く使用されているため、少し重いのですが、コットンパールを使ったシリーズは、着用していることも忘れるほど軽い!!それ意外に大事だったりするのです。
疲れな~い。

形状記憶レザー。こちらもびっくり。このレザーは形を記憶できる優れもの。水でぬらして形成して乾かすと、そのままキープできちゃいます!
会社からキャストに天然石のアクセサリーばかりではダメ、異素材を・・・と求められ悩んでいたところ、Y社のN氏から、『こんなんありますよ~! 』と救いの手が差し伸べられました。
レザー万歳。

でもただ甘えるわけにはいきません。大きさ、形、色、デザインを考えて自分なりに、フェルトでサンプルを作る為のサンプルを作成。イメージを膨らませてシリーズ全体をデザイン。リング、ピアス2型、ブレス、ネックレスを考えました。

結局のところ、花びらにロゴも入れて、ブレスの金具はLunaire Lumiereのブランドロゴ入りのオリジナルマグネット金具を作ってもらいました。これは引輪とか面倒なことがなく、近づけばくっつくので簡単で楽☆
至れり尽くせりの、申し分ないアクセサリーに仕上がりました。

レザーって牛さん一頭ミニマムで必要だったりするので、なかなか安くて上質のものを使えませんが(特に国内生産では高くなるので難しいのです)、いい革の工場さんをご存じで、N氏の粘り強い交渉のもと無事完成までいたりました。『キャスト以外で、オリジナルパーツを一から作ったことがなかったから、すごく勉強になりました!面白かった!』と、言っていただきました。私も、有り型を使うのではなく、一から考えて作る・・・という、とてもいい経験をしました。私こそ、感謝しております。




2011年2月7日

HIBANA

Lunaire Lumiere 2011 Spring&Summer
第一弾はHibana(ヒバナ)シリーズGold&Right Beigeの糸がモチーフに編み込まれていてその上のフラワーシェルビーズがポイント。

ヒバナのシリーズに使用している糸は、京都・上賀茂に本店のあるAVRIL(アヴリル)のもの。手芸糸の専門店です。ほとんどの糸が企画から手がけたオリジナルなんです。
糸を使ったアクセサリーを作りたいなぁと言っていたら、同僚のマドカさんがAVRILの糸を使いましょう!!と言ってくれたのがきっかけ。以前から京都にあるshopには行ったことがあったのですが、大阪では心斎橋大丸に支店があります。早速、行ってみたらシリーズの名前でもある、ヒバナという糸を見つけて企画へ。
モチーフとなっている花は、糸を通して可愛くみせるには・・・と悩んで原型を作りました。糸を取ったらちょいブサイクなんですぅ。でも出来上がったアクセサリーを見て、社内でカワイイって言ってもらえてほっとしました。写真のフープピアス、Y字ネックレス以外にもリング、形の違うフックピアス、ロングネックレスのアイテムがあります。
企画は、協力工場Y社の営業N氏に託してサンプルアップします。N氏は作り手の気持ちを理解してくれる良き理解者でもあります。Lunaire Lumiere のブランドを陰で支えてくれています。無理も沢山きいてもらって感謝しておりますぅ。
Lunaire Lumiere のアクセサリーは、コスチュームジュエリー、コスチュームアクセサリーと呼ばれています。プチではなく、大きめのアクセサリー。そして、フェミニンで大人可愛いモノ。
でも私自身、実はシンプル&カジュアルなアクセサリーが好きなのであった。



2011年2月6日

はじめまして

現在、
神戸アクセサリーメーカー Raffia
オリジナルブランド Lunaire Lumiere (リュネールルミエール) のデザイン担当しています。

周囲のススメと、あらためて自分がしてきた事を
振り返ってみることも大切かも、と思いブログを始めることにしました。
このサイトを教えてくれた同僚のサキコさん、
ブログタイトルを考えてくれた元同僚で友人のシゲヨインティライミさん 
(なぜBoxなのかは、不明。この時お酒はいってたみたいです~)
thank you!
そして、これからこのブログを見てくれる皆様、ヨロシクです。

では、早速ですが、
1月に東京ビックサイトで
JFWインターナショナルファッションフェアーに出展した時の様子です。
ブースの場所も良かったこと、ディスプレイの可愛さもあって、好評だったようです。
写真は、スタッフが頑張って設営した後の写真。


そして、来場くださった方々に配布する カタログがこちら
Lunaire Lumiere 2011 Spring&Summer
テーマは『Prologue』(プロローグ)      
このカタログもデザイナーが作ります。アイテムの写真撮りも★

企画スタート、デザインを考えて、原型を作って、プレゼンして、サンプルUPして、
プレゼンして 社内でOKがでるまで修正を経てやっと完成するアクセサリーたち。
展示会に行き着くまで、半年かかるのです。ながぁ~い!!
ようやく、皆様にお届けできます。

そしてその頃には、実は次の2011Autumn&Winter 企画がスタートしつつあります。

ではまたこれから、少しずつ色々なコトを紹介していきたいと思います~。